世界一、人生を楽しんでいる男

飽き性なんで、物事を悲観的に考えるのも飽きました。

「嫌われる勇気」を読んで

女の子は男の友情を壊す。

僕は実際にそれを経験していて女の子と少し距離を取って毎日を生活しています。

そんな日々を変えたいと思い、手にとったのが「嫌われる勇気」という本。

 

・簡単な内容・

哲人と青年が対話方式でアドラー心理学に触れていきます。

自分の事が嫌いで嫌いで仕方のない青年が哲人の家を訪ねます。

哲人「世界は信じがたいほどにシンプルなところですし、人生もまた同じです」

この言葉に反発した青年が、哲人に最初の質問を投げかけ、議論が始まります。

 

・「原因論」と「目的論」

とある午後の日。青年は、喫茶店で本を読んでいる。通りかかったウェイターは青年が買ったばかりだという「一張羅」にコーヒーをこぼしてしまう。当然青年はカッとなり、ウェイターを大声で怒鳴りつけた。

 

青年の主張に対し、哲人は

あなたは「怒り」に駆られて大声を出したのではない。

大声を出すために怒ったのだ。

と言うのだった。

 

この「原因論」と「目的論」は結構いろいろなことに当てはまります。

僕自身も夜更かしした次の日の朝などは体調がよく悪くなります。

 

「体調が悪いから、学校にはいけない」

これをアドラー心理学では原因論と言い、

「学校に行きたくないから、体調が悪い」

これを目的論と呼びます。

 

日々の出来事を「原因論」から「目的論」へと変えることで人は変わっていくのです。

 

・劣等感は主観的な思い込み

哲人は身長が155cmと男性としてはお世辞でも高いとは言えません。

哲人も若い頃は「あと20cm、10cmでも高ければ何かが変わるはず」と考えていました。

しかし友人は「くだらない」と一蹴りしたのです。

続けて彼は「大きくなってどうする?お前には人をくつろがせる才能があるんだ」

この言葉を聞き、若き哲人は「大きな身体を持つ人は、一緒にいるだけで相手を威圧してしまうが、小柄な私は相手をくつろがせる事ができる」

と価値を転換し、自分の身長に思い悩むことをやめました。

 

劣等感が劣等感ではなくなった瞬間です。

 

 

青年の疑問はページを捲るごとに増えていきます。

もっと読みたい!今の自分の疑問を解消したい!このままではダメだというのはわかるが何をしたらいいか分からない!と思ったらお近くの図書館でどうぞ。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え